今年も暮れていく。
なんべんも経験している年の瀬。この年の瀬という言葉を使い始めた頃から、おそらくもうこの年末を心から楽しんではいないんだと思う。どちらかというと、またきたか、はやいな、なんとなく寂しいな、という気持ちで言ってると思う。年のせいかな。大人になった証拠だ。
子供の頃は楽しかったな。クリスマス、冬休み、お正月、お年玉、雪遊びと、楽しい思い出ばかり。あのまま楽しい年の瀬を繰り返して大人になっていたら、今はもっと楽しい年末のはずなのに。経験というのは面白い。毎年ちゃんと後悔するし、失敗もするし、悲しい出来事は必ずおこる、どうしようもない経験値のほうが増えていく。人生を楽しもうというのは、どこか漠然としていて、大人になるとけっこうハードルが高くて、どちらかというと人生は起きてしまったことを面白がる、ほうが気分的に楽な気がする。
こういうことが書きたかったのではなくて、年末のライブのことについて書きたかったのでした。でもただ告知をするのも味気ないしな。あー年の瀬。
みなさん元気ですか?僕はどちらでもなくて、普通といえば普通で、なんとなく寂しくて、風邪はひかないように気をつけながら、何かにつけて散歩に逃げて一日が過ぎていきます。
告知映像
飛騨民謡とボッサでこんなショーをやります。子供の頃に習っていた民謡、なぜか一番ながく続いた習い事でしたが、あれから月日は流れ民謡に再会したのが叔父が書いた「ひだびとのうた」という本でした。地元の民謡面白いです。レパートリーも増えていきます。2025はいよいよ、いよいよです。レコーディングしますよ。お楽しみに。
今年は3度能登へ行ったのですが、能登で感じたことや、能登から飛騨に伝わった民謡「能登麦屋節」の唄と話しをします。これが今回のショーの終着点かな。
バンドは面白い、特に民謡のアレンジが面白い。普段一人で舞台にたつことが圧倒的に多いので、久しぶりの仲間と演奏するのがとにかく楽しいです。観て欲しい。
「カラゴロCaragoroShow」
上の助空五郎 ザムザ阿佐谷
年末バンド編成ライブ
Caragoroは、演芸場でお客さんからカラゴロー!と呼ばれたことがあり、面白いなとバンド名になりました。リズム隊が厚いです。毎年ザムザは参加してくれるコントラバスの南勇介、パーカッションの見谷聡一、昨年は体調不良で演奏できなかったドラムのふーちん、そして懐かしのピアニスト菊地まゆ子です。菊地まゆ子と久しぶりにリハーサルしましたが、相変わらず上手いわ。みんな素晴らしいミュージシャンです。安心してふわっと唄えます。
ぜひ、ぜひ観に来ていただきたい。予約受付中。お待ちしております。
2024年12月30日
開場15:30 / 開演16:00
出演
Caragoro member
上の助空五郎(vo, uk, g, etc)
南勇介(contrabass)
ふーちん(drums)
見谷聡一(percussions)
菊地まゆ子(piano)
前3000円 / 当3500円
ザムザ阿佐ヶ谷
杉並区阿佐ヶ谷2-12-21 ラピュタビルB1F
予約電話 0353277640(ザムザ)
予約メール
(名前、人数、連絡先を明記の上予約、返信をもって予約確定となります)
ひだびとの唄 2023 ザムザ阿佐谷 より
Comments